エトワール凱旋門
2017年9月。エトワール凱旋門へ。
凱旋門は、1805年にアウステルリッツの戦いに勝利したことを記念し、ナポレオン・ボナパルトに命より1806年から建設が開始され、1836年に完成した。
ナポレオンは、幽閉されていたイギリス領のセントヘレナ島で1821年に死去しており、彼がこの門を通ったのは、遺体がフランスに返還された1840年の事だった。
フリドラン通りより、シャルル・ド・ゴール広場を見る。
大きなアーチの下には、装飾が敷き詰められている。
エトワール凱旋門は、高さ50メートル、奥行き45メートル、幅22メートルある。
シャンゼリゼ側の装飾
近づくと、その彫刻の迫力に圧倒される。
右が、フランソワ・リュードによる、The Départ des Volontaires「1792年出発」または「ラ・マルセイエーズ(La Marseillaise, 出陣)」とも。
1792年に、出来たばかりの共和国を守るため20万人の兵士が立ち上がったことが象徴的に描かれている。
「ラ・マルセイエーズ」は、その後のフランス国歌となる。
左は、ジャン=ピエール・コルトによる、Le Triomphe de 1810「1810年勝利」。
勝利の女神から桂冠を授かるナポレオンが刻まれている。
グランダルメ大通り側の彫刻
「1815年の平和」アントワーヌ・エテックス
1870年9月4日の共和国制への布告
「無名戦士の墓」
第一次世界大戦で戦死した150万人のフランス兵士を代表して、身元不明の一人の兵士を埋葬した。
凱旋門内部の螺旋階段
アッティクの部屋
最上階テラスの直下にある空間。お土産売り場がある。
シャンゼリゼ通り
正面奥には、ルーブル美術館が見える。
エッフェル塔
左から、マルソー通り、イエナ通り
グランド・アルメ(大陸軍)通り
正面のビル群は、再開発地区のラ・デファンス
中央は、新凱旋門とも呼ばれる高層ビル「グランダルシュ」(110メートル)
北の空とモンマルトルの丘
最上階テラス
テラスにある望遠鏡
シャルル・ド・ゴール広場から見た、雨上がりの虹
テラスに上がった後、一時的に雨が降った。