華厳ノ滝
2017年10月 華厳ノ滝へ
四十八滝あるといわれる日光の滝の中で、もっとも有名な滝。
日光山開山をしたことで知られる、勝道(ショウドウ)と言う僧によって発見され、名前は仏教経典の「華厳経」に由来すると言われている。
中禅寺湖から流れ出した湖水が、97メートルの高さを一気に流れ落ちる。滝の中断部分からは、地下水が簾状に流れ落ち、十二滝と呼ばれている。
華厳ノ滝を囲む柱状節理(チュウジョウセツリ)
柱状節理とは、溶け出した溶岩が固まる際にできる規則的な割れ目の事。華厳ノ滝は、2万年前の男体山噴火で大谷川がせき止められ、中禅寺湖ができ、そこから水が流れ出すことによって誕生した溶岩瀑布である。