立山ロープウェイ
2017年4月 立山黒部アルペンルート、大観峰駅から黒部平駅を結ぶ「立山ロープウェイ」に乗った
室堂より、立山を貫通する3.7キロの立山トンネルを通る、「立山黒部貫光無軌条電車線」、通称「立山トンネルトロリーバス」に乗り、大観峰駅(2,316m)へ降り立つ。
大観峰駅は、トロリーバスからロープウェイに接続するために断崖絶壁に作られた乗換駅だ。
立山黒部アルペンルートの途中に位置し、コンクリート造りの重厚な駅舎で、展望台や土産屋が設けられているが、レストランはなく、売店も黒部平駅よりも小規模である。しかし、展望は素晴らしく、黒部湖や後立山連峰、立山などが一望できる。
なお、駅自体が断崖絶壁にあることから、屋上展望台以外では外に出ることはできず、実質乗り換え専用駅となっている。
展望台からは、黒部川を挟んで、長野と富山の県境に位置する「後立山連峰」を一望する事ができる。
大観峰駅より、後立山連峰を望む
右から、「針ノ木岳」(2,820.60m)、「スバリ岳」(2,752m)、
「赤沢岳」(2,677.8m)、「鳴沢岳」(2,641m)、
「岩小屋沢岳」(2,630m)、「爺ケ岳」(2,669.9m)
2500メートルを越す山々が連なる
後立山連峰「白馬岳」
(標高2,930m)
黒部平駅(1,828m)と、後立山連峰の間に、黒部ダムがある
大観峰駅より立山ロープウェイに乗り込む
黒部平より、断崖絶壁の大観峰駅(2,360m)を望む
ざらざらした雪は、全て雪崩の跡
2駅の間は、タンボ平と呼ばれる雪崩地帯、途中に支柱を立てないワンスパン方式を採用
この方式では、日本最長
1.7キロの距離を定員80人のゴンドラが、7分20秒をかけ、高低差488メートルを移動する
黒部平の乗り場
黒部平駅よりタンボ平を望む
水の流れた跡の中、スキーの跡が残る
次の目的地、黒部ケーブルカー
黒部ケーブルカー | 乙参嗜好-オッサンシコウ
立山黒部アルペンルート まとめ