神田高架下
2020年2月 神田高架下を歩く
有楽町から東京駅、大手町を歩いてきた。
日本橋川を渡ると、神田駅周辺のエリアに入る。
高層ビルが立ち並び、開発の進む、東京駅前、日本橋付近から1キロも離れていない。
JR神田駅は、島型ホーム3面6線で、山手線、京浜東北線、中央線が停車する。
その横を、東北新幹線が通過する。東北新幹線と一言で言っても、この2本の線は、上野を通り、それぞのれの方面へ分岐するまでの間、東北新幹線、山形新幹線、秋田新幹線、上越新幹線、北陸新幹線の全てが通過する。
2015年には新幹線高架の上に、常磐線と東海道線を直通させる上野東京ラインが開通した。
これだけの路線を通す高架は、幅が40メートルほどあり、高架下には飲食店が立ち並ぶ。
神田付近は、江戸時代からの碁盤の町作りに対し、上野に向かって斜めに鉄道が作られたため、高架下を通る道は、長いところでは80メートルに達する。
高架下は大正時代に作られた鉄骨構造がむき出しになり、その薄暗さが独特の空気を醸し出している。