火薬塔から共和国広場へ
2015年10月 プラハ滞在の3日目
旧市街広場にある「グランド ホテル プラハ」のカフェを出て、ツェレトナー通りを500メートル程東に歩いたところにある「火薬棟」へ向かう。
半分くらい歩くと、シュコダ・オクタヴィアの赤い観光タクシーが停まっていた。
クラシックな車は街に良く映える。
火薬塔は、旧市街を抜け、カレル橋からプラハ城へと続く「王の道」の起点となる場所である。
ゴシック様式のこの建物は、15世紀後半に旧市街の門としてカレル橋の橋塔を手本に建てられた。
当時の旧市街は、堀と壁に囲われていたそうだ。
17世紀に火薬の保管場所として使われたことから、火薬棟と呼ばれている。
火薬棟を抜けると、キャバレーのアドカーが停まっていた。
この火薬塔と接続されているのが、1912年に完成した、アール・ヌーヴォー様式の「プラハ市民会館」。
プラハ市民会館の中には、市内で最も大きなコンサートホール「スメタナホール」がある。
スメタナホールは、毎年「プラハの春」音楽祭のメイン会場として使われている。
3日後にこのホールで行われるドヴォルザーク管弦楽団の演奏チケットを、出国前に購入した。
市民会館の前を抜け、共和国広場へ出る。
広場の真ん中をプラハ市電の路線が走っており、ナ・ポジーチー通りから、レヴォルチュニー通りへ鋭角にカーブしている。
ここで、やってくるトラムを眺めるのも面白い。
広場には、屋台や売店があり、この日は、市場が出ていた。
売店のアドに写る、セクシーな写真が目を引く。
チェコの男性は女好きなのだろうか。
屋台で、チェコの伝統的なお菓子、トルデルニークを買ってみた。
トルデルニークは、生地を棒に撒きつけて焼き、砂糖やシナモンをかけたもの。
チョコ入りのものを注文してみた。
とてもでかいし、とても旨い(甘い)。
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