パリ北駅
2013年10月
ブリュッセル南駅から1時間22分。フランス、パリ北駅へ。
初めての、鉄道での国境越えである。
パリ北駅は、その名の通りパリの北の玄関口だ。
かつては東欧、ロシアへ向かうターミナル駅として栄えた。
日本からのシベリア鉄道経由での到着地も、このパリ北駅であった。
今でも、ドイツへ向かうTHALYS(タリス)、ドーバー海峡を超え、ロンドンを結ぶEurostar(ユーロスター)等、国際列車の始発駅となっている。
タリス(仏: Thalys)とは、フランス・ベルギー・オランダ・ドイツの4カ国を結ぶ高速列車。ユーロスターと同様、フランスのTGVを基本にしており、電化方式の異なる区間を走行するため、様々な工夫が施されている。 最高速度は300km/h。
終点のパリ北駅で全ての乗客が降車する。
THALYS(タリス)は連接台車(二つの車両にまたがって一つの台車がある)を採用している。
TGVからのお家芸だ。日本では小田急線のロマンスカーが有名。
パリ北駅は始発駅の為、全て行き止まりの頭端式ホームだ。
TGV-RがベースのPBA型と呼ばれる車両に乗ってきた。
PBAとは、P(パリ)B(ブリュッセル)A(アムステルダム)の略だ。
多くの乗客で賑わうパリ北駅
床がガラス張りのエレベータ
2階通路からの眺め。