高岡大仏
2016年3月 高岡へ
高岡大仏に訪れたのは初めてだ。
奈良や、鎌倉のように、大きな寺の中にどっしりと鎮座しているのとは違い、それは街中にひょっこり現れる。
大仏を囲うやぐらや壁等の境が無いので、大仏自体がとても身近に感じられた。
歴史は、約800年。1221年に源義勝によって、二上山の麓に5メートルの大仏が作られた事から始まる。
現在の大仏は、三度消失した木造大仏に代わり、火に強い大仏として1933年に高岡銅器の職人らによって完成された。
高さ16メートル、銅器の町高岡の象徴的存在で、日本一の美男とも呼ばれる。
その台座は、回廊となっており、13作の仏画の他、二代目高岡大仏のご尊顔が安置されている。