美留和駅
2016年9月 北海道弟子屈町 美留和駅へ
宿の近くに美留和と言う駅がある。
せっかくなので寄ってみた。
駅舎は旧国鉄の車掌車を改造したもの。
びるわ の表記
駅名表記が張られている電柱が木製。
レールは錆び付いていた。
上下合わせて1日11本の列車が停車する。
運行に支障は無いのだろうが、現役の線としては少々寂しい気もする。
釧網本線には、観光シーズンに「くしろ湿原ノロッコ号」と呼ばれる列車が往来する。
5両編成で、DE10が牽引する。
おそらく、ホームよりも長いノロッコ号が停車する位置として、この表示があるのだろう。
国鉄コンテナ
現在1面1線の無人駅だが、かつては向かい側にもホームがあり、貨物駅の取り扱いもあったそうだ。
線路は撤去されているが、コンテナは、1984年の廃止当時に置かれたものなのかもしれない。
舗装されていないホーム。
写真左側のスペースが、かつて対面にホームがあった名残なのだろう。
昭和5年に国鉄の駅として開業した。
駅前の通りには郵便局もあり、かつて駅を中心に町作りを行った形跡が伺える。
このまま真っ直ぐ進むと7.2キロ先に川湯温泉駅がある。